卒業
今日はひと月ぶりのうつ病に関する受診で、ようやく断薬できました。前回、2日に1回0.5錠という最低服用量にまで減薬しましたが、今後はゼロです。受診も今日が最後です。
1年前に、身体が動かず這う這うの体で受診したことを思うと、よくまぁ回復したよなぁと思います。今振り返ると、最悪期はひたすら辛いだけ、回復の兆しが見えたら、ひたすら歩いたりして辛抱強く回復を待つ…という感じです。運動というと大層な感じもしますが、歩くだけでも気分転換に絶大な効果があります。好きな人は筋トレでもいいですね。
うつ病に関してはひたすら辛いのであまり思い出したくはないですが、考え方のクセを矯正するきっかけにはなったので、それだけでも良かったのかもしれません。今後は、自分は勿論のこと自分の周囲の人からうつ病を出さないようにしたいです。
自分だけのために生きた10年間
はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」
ベタですが、初めて一人暮らしを始めた日ですね。就職して2年間は名古屋で寮生活でしたが、東京に戻り一人暮らしを始めた時のことは今でも鮮明に覚えています。父親が引っ越しを手伝ってくれたのですが、父親が帰った後の解放感はたまりませんでした。家賃を払って、近隣に迷惑をかけない限りは、いつ、何をしても、誰も文句を言わないという自由さはとても素晴らしく感じました。
あまりにも素晴らしすぎて、結婚したいと思うようになるまで10年程かかりましたが(笑)
あと1年半
先週、苦労して撮ったCT検査の結果を聞いてきました。
メラノーマが再発、転移しやすい脳、肺、背骨、肝臓、リンパ節、全てに転移が見られなかったとのコメントをいただきました。本当にホッとしました。
あと約1年半で、メラノーマに罹患、手術してから5年になるので、「がんサバイバー」になることが出来ます。思い悩んでも良くなるわけではないので、日常生活ではあまり思い出さないようにして、あと1年半を乗り切りたいと思います。
想像より辛いCT検査、愛国心
土曜日はメラノーマが再発していないかを確認するために全身CT検査に行ってきました。
総合病院では一般的な診察をしてくれるのですが、難しい症例等になると専門医に行くことになります。私もCT、MRI等を専門に扱っている専門医に行ってきました。
URGENTの赤文字が少し怖い気がしますが、3回分の検査表です。頭部、胸部、鼠径部ですね。慈恵医大ではMRIのみで、CTは未経験でした。今回CTを経験したのですが、辛かったです。CT検査前には水を飲まされるのですが、スタバのグランデサイズのようなコップに入った水を3杯飲んで、検査が終わるまで45分程度トイレに行けないというかなり我慢を強いられる検査だったのです。最後の鼠径部の撮影ではもじもじしながら、撮影技師に早くトイレに行きたい旨を訴え、何とか漏らさずに済みましたが、もうあまり受けたくない検査ですね…来週土曜日の結果が気になります。
その夜は、久しぶりに家族で食事に行きました。早目のスタートでまだ明るい中だったのですが、食事中に轟音がしたので何かと思ったら、来月にある56回目のシンガポール建国記念日に向けた軍事演習が行われていました。花火もあちこちで聞こえます。
外を見ると3機のヘリがシンガポール国旗をはためかせています。他にも戦闘機が轟音と共にアフターバーナーを炊きながら垂直に上昇して、他の客達も食事そっちのけで見学していました。当日は戦車もパレードに出てくるとのことですが、シンガポール国民の中には喜んで見に行く人も多いみたいです。街に飾られている国旗も増えてきましたし、日本と比べて自国を誇らしく思っている人が多いのだろうと思いました。少し羨ましいですね。
突然のコロナ感染者増
この数日でシンガポールの一日の新規コロナ感染者が数人から50人以上に急増しました。要因はKTV(カラオケテレビ:キャバクラのようなものですかね)でクラスターが発生したからです。これにより、5人まで認められていた店内飲食が、また2人に逆戻りしてしまいました。
韓国、タイ、マレーシア、ベトナム人の女性が売春を行っていたらしく既に逮捕されています。客はまだ全員判明していないようなのですが、外国人だと強制国外退去、今後のシンガポール入国禁止は免れないでしょう。
この国は至る所に監視カメラがありますし、万引きでも最高7年刑務所入りという厳しい国なので、犯罪は割に合いません。それ以上にクラスターを発生させた罪は重いので、厳罰となるでしょう。治安は良いのですが、密告制度があったりして、何もしていなくてもちょっと緊張感のある国ですね。