中庸
今日は2週間ぶりに電話による産業医とのカウンセリング日でした。
既に通常勤務に戻っており、2週間前と比べて特段何かあったわけではなく、「もっと仕事に取り組みたい気持ちと、まだ時折頭の不快感や吐き気等が出るので仕事をセーブしたい気持ちの板挟みです」と話したところ、「それが一番良い」と言われました。
意外な気がしたのですが、「絶好調ですとか、逆に非常に沈んでたりといったように極端な状態は良くないんだ。また逆方向に向かうことが多いからね。仕事と休養のバランスが取れた状態のまま、徐々に良くなるのが一番良いんだ」とのこと。
何だかつまらない気もしたのですが、結局は中庸が一番ということなのでしょうか。
残すわけにはいかない
今週のお題「お弁当」
もう数十年前になりますが、幼稚園生の頃に、お弁当の時間に腹痛になったことがあります。今もはっきりと覚えているのが不思議なのですが、確かグラタンだったので、別にお弁当にあたったわけでは無いです。単なる風邪だったのでしょう。
3分の1も食べてない時に腹痛を起こしたので、本来は弁当を食べる余裕もなかったのですが、私は子供心に「せっかく作ってくれたお弁当を残すわけにはいかない」と思い、苦しい思いをしながら時間をかけて完食したのです。
親に対する感謝の気持ちが強い子供という好意的な捉え方もできますし、具合の悪い時に無理してまで食べるなんて融通の利かない子供と批判的に捉えることもできます。実際、家に帰ったら腹痛にもかかわらず無理して食べたことをたしなめられました(怒られはしなかったです)。
今思えば、こうした融通の利かなさが、うつの原因でもあったのかなぁとも思いました。人の性格というのは幼い頃から発現しているものなのですね(笑)
サウナ
今日は日中自由になる時間が取れたのでサウナに行ってきました。
日本のスーパー銭湯のような場所なのですが、元々湯舟に浸かる習慣があまりないシンガポールではかなり珍しい存在です。ショートパンツやサンダルを履いたまま浴室やサウナに入るのは、最初だけ少し違和感がありましたが、すぐに慣れました。
サウナと水風呂を3回ほど往復して汗を出し切ると、疲労感はあるもののすっきりとした気分になることが出来ました。老廃物を出せたような感じですかね。
マッサージもお願いすることが出来たのですが、今回はあまり時間がなかったので断念。とはいえ、湯舟に浸かったりサウナに入るとストレス解消になることがわかりましたので、月一回でも行けるといいかなと思いました。
今夜はしっかり寝て、明日からの一週間に備えたいと思います。
昨日は寝落ちしてました
一昨日は会食があり、昨日は寝落ちしてしまい更新できませんでした。
昨日は比較的忙しかった一週間ながら、何とか乗り切ることが出来たという安心感で、緊張感で気づかなかった疲労が一気に押し寄せたのか、電気をつけたまま寝てしまいました。ほぼ回復しているとはいえ、時に頭に不快感を覚えますし、短期記憶が今一つだったり、咄嗟の言葉が出てこなかったりといった症状もまだ残っています。年齢のせいもあるでしょうが…
で、起きたら真夜中の1時です。3~4時間寝てしまい、結構眠気が飛んでしまったため、結局睡眠導入剤に頼ることにしました。医者からも産業医からも「眠れなかったら、我慢せず使うように」と言われているので良いのですが、何だか間の抜けた使い方になってしまいました。
そして、今日は「あー、やっぱり疲労が残っているなぁ」ということを実感しました。毎日1時間程度の残業で週末に疲れが残るというのは情けない気もしますが、ベッドから動けず、目を開けるのもしんどかった時から比べれば驚くほどの回復です。今後も他人とは比べず、自分の回復をしっかり認識しながら、更に回復を目指します。
暑さに感謝
今日は暑い一日でした。
シンガポールでは4~5月が一番暑くなる傾向があるのですが、大抵夕方に雨が降るので夜は気温が下がりますし、建物内は寒いくらいエアコンが効いていますので寒暖差で体調を崩す人も多いです。
ランチ時には外に行くのですが、マスクを着用していることもあり、今日は非常に暑かったです。うつの名残りのように、軽い頭痛もあったので、非常に不快でした。とはいえ、寒い所では外に出ることさえ億劫になるので、うつからの回復にももっと時間がかかったかも…と思い直し、少し暑さに感謝しました。
記憶が正しければ、冬季性うつというのもあった気がします。ネットで探索してみますと、日本では北に位置する北海道が人口10万人あたりのうつ患者数が多いというデータがありました。
www.ocmw.ac.jp北欧では寒いですし、一日中夜の極夜がありますので、うつの人が多いのでしょうか…
いずれにせよ、暑さや寒暖差に負けずに、焦らず徐々に回復していきたいと思います。
ワクチン接種
シンガポールの保健省からコロナワクチンの接種案内がSMSで来ました。
日本ではまだ医療従事者でも接種率が半分に達していないと聞きますが、シンガポールでは、ありがたいことに私のような駐在員も無料接種の対象になっています。しかし、聞くところでは、「すごく痛い」「2回目の接種後で3日程熱が続く」らしいです。
私は痛いのが苦手なので、若干尻込みしたい気持ちもあるのですが、コロナに罹患するよりはマシなので申し込みをしました。メラノーマの手術前に打った核医学検査の注射が本当に激痛で、トラウマのように心に残っているので、痛い注射はもう嫌なのですが、致し方ありません。核医学検査の注射はうつ伏せで足の皮膚の下に打つのですが、痛さで動かないよう身体を抑えるための看護師さんがいました。
今日はうつの調子も今ひとつだったというのに、またひとつ心配の種が出来ました。接種予定のワクチンはファイザー社製なので安全性は高そうですが、やっぱり痛いのは嫌です。錠剤のワクチンが出来るといいのですが(笑)