スモールトークの効果
今日は大事なプレゼンも乗り切りましたし、金曜日ですので、比較的気分良く退社することが出来ました。
国の規制緩和を受けて、私の勤める会社でも今週から出社規制が緩和されました。これを受けて、妻や娘に気を使いながら仕事をするのがストレスだった私は毎日出社する旨を申請しました（一方、現地スタッフは自宅勤務を好む傾向にあります…）。実際に出社してみると、今週は本来私の所属するチーム以外の人達が出社する週なので、実際に会うのは1年以上ぶりの人達ばかりでした。
オフィスですれ違う際に雑談で近況を話したりするのですが…これがかなりストレス軽減になることがわかりました。家族の話だったり、自宅勤務中の話とか他愛もない話が、これほどまでにストレス解消になるとは思いませんでした。「あぁ、やっぱり自宅勤務中に感じることは皆同じなのだな」という安心感があったのかもしれません。
私は、当初自宅勤務が合うタイプだと自己分析していましたが、間違いだったようです。人と話すの面倒だなー、メールの方が楽でいいやと思うタイプなのに不思議なものですね。
一進一退です
昨日頭を使ったせいか、今日はちょっとしんどいです。
脳がどろーんとした感じで、頭がだるいのです。木曜日になると疲れがたまってくるのでしょうか。感覚的には60-70%稼働ですね。だるさを振り切って、仕事への集中度を上げる選択肢もあったのですが、怖くて出来ませんでしたし、後々の反動を考えるとやらなくて良かったです。
「まだ治らない」と焦るのではなく、「回復に至る途上にいるのだ」という捉え方で日々地道に回復を積み重ねていきたいと思います。うつの回復への道のりは本当に長く、諦めたくもなりますが、休み休みでもいいので地道に進むつもりです。
明日は大事なプレゼンをする予定なので、早目に寝ます。
コントロールの難しさ
今日は産業医との電話面談日でした。
産業医からは、「仕事は"終わるまでやる"のではなくて、"この時間まで出来る範囲でやる"ようにとのアドバイスをもらいました。また、「筋肉と違って、脳は負荷をかけても回復が早くなるわけじゃないから」とのこと。全くごもっともなのですが、仕事していると、なかなか車のアクセルとブレーキのようにオンオフを明確に切り替えるのは難しいんですよね。
とはいえ、またぶり返したら困るので、勇気をもってブレーキを踏みたいと思います。早く制限無く仕事や勉強、遊びも好きなだけできるような生活に戻りたいものです。私は、メラノーマとうつで2回も制限のある生活を経験しているのでありがたみも実感できると思います(笑)
先は長そう
今日は5週間ぶりに病院に行ってきました。
私からは、思考力が深さと幅の両面で改善したこと、頭を使える時間が長くなり、頭が締めつけられるような感覚を感じる時間が減ったこと、減薬してから約2週間で頭痛があったが回復したこと、そして仕事をもっとやりたいと思うが産業医と約束した時間をなるべく守るようにしていることを話しました。
先生からは、順調な回復とのコメントと共に、先々には薬や頭が締めつけられるような感覚から解放されるでしょうと言われました。すかさず、「それはいつぐらいでしょうか？」と聞くと、「少なくとも3か月から半年…今年中に治れば良いくらいの気持ちでいてください」とのこと。
何と！発症から最悪期、回復期を経て、仕事をしつつリハビリ期を順調に来たはずなのですが…発症からここまで約9か月です。薬無しで頭が締めつけられるような症状を完全になくすにはそれと同等の期間がかかるようです。
これは絶対に他の人に経験してほしくない病気だと思いました。本人のつらさや社会的損失の深刻さ、そしてこれは防ぐことのできる病気ですので、まずは私の周囲の人がうつに苦しむことの無いよう気を付けていきます。このブログもうつの予防に役立てたいところですが、今のところ良いアイデアが思いつかないので、当面は私の回復手記を綴っていきます。
仕事の匂いを消す
今日は自宅勤務だったのですが、結局残業です。残業とはいえ1.5時間だけですが、産業医との約束を守れなかったので残念な一方で、残業しても平気だったのでちょっとホッとしています（これは良くないかも…）。
残業後は会社のノートPCを家のデスクの引き出しにしまうことにしています。明朝も使うので出しっぱなしにしておいても良いのですが、目につくと仕事が連想されてしまうので都度引き出しにしまっています。
自宅勤務は仕事とプライベートの境目が無くなりがちなので、仕事後は仕事の匂いのするものはなるべく目につかないようにするのがオススメです。地味ですが、効果ありますよ。
明日の夕方は一か月ぶりの病院です。少し緊張しますが、劇的には良くなってないけど、悪くなっていないので良しとしましょう。
