がんとうつを経験した会社員がうつの根絶を目指すブログ

右足裏の皮膚がん(メラノーマ)と反応性うつ病を経験した私が、うつの根絶を目指して綴ります

2018-01-01から1年間の記事一覧

日常生活の偉大さ

1度目の入院の際に退院時期を相談していた時驚いたのが、「えっ、この状態で退院させられちゃうの?」ということでした。まだメラノーマ切除後の痛みがありますし、熱も37度くらいありました。 先生に言われたのが、「24時間の医療準備体制が必要なくなった…

地味な闘病生活

私は右足踵部分に悪性黒色腫(メラノーマ)を患い、17年12月に手術し、現在は1~2か月に1度、再発時に備えて慈恵医大に通院しています。 手術から1年経過しますが、まだ痛みは残ります。歩いた際に、手術した踵部分が打ち身というか内出血したような痛みを感…

入院時のアルコール

今思うと不謹慎なのですが…入院前に気になったのが、入院中お酒を飲んでも良いのか? ということでした。入院手続きをするグリーンカウンターで聞いてみたところ、当然ながらダメとのこと。「自分は悪性黒色腫で、別にアルコールを禁止されているわけじゃな…

手術後、退院後の体力回復

闘病日記を書いていたのですが、時系列で書いていくより、テーマ別の方が読者の方には分かりやすいのでは…と思い、今回は手術後、退院後の体力回復について書きたいと思います。 一言で言いますと、本当に徐々にしか回復しません。勿論、手術内容、入院期間…

悪性黒色腫(メラノーマ)を知る大切さ

私の病気は、以前書いたように悪性黒色腫です。末端黒子型と呼ばれる、手や足の裏に出来やすいタイプでした。この病気の怖いところは、抗がん剤が効きづらい、転移や再発が多い等もあるのですが、私は「発見しづらい」ところにあるのではと思います。 私は足…

闘病日記⑩激痛

手術後、1~2日は熱で朦朧とした中、足の痛みがあり、つらい日々でしたが、3日目あたりから松葉杖で歩くことが出来ました。車椅子と松葉杖では自由度が違いますし、視点が高くなるので、回復したという実感が得られます。 松葉杖に移行するにあたって、新た…

闘病日記⑨手術直後

手術後、リカバリー室で目覚め、病室に戻りました。 右足の術部は団子状のガーゼを押し付けられて、更に包帯で何重にも巻かれているので外からはどうなっているか分かりません…が、痛いのです。細い棒で強く突かれたような痛みが頻繁に、そして瞬間的ではあ…

闘病日記⑧手術当日

※この写真はイメージであり、慈恵医大のものではありません。 手術当日は朝8時半に手術室に入りました。 医療系ドラマにあるように看護師さんに移動式のベッドを押されて…ではなく、看護師さんに付き添われながら自分で歩いて行きました。入室前には、患者取…

カルチノイド≒がんもどき?(一部修正しました)

先回の記事で「大腸がん」が見つかったと書きましたが、正確には「大腸カルチノイド」でした。カルチノイドとは聞きなれない言葉ですが、緩徐に進む腫瘍のことを指し、がんと似ているが異なることから、「がんもどき」と呼ばれることもあるそうです。 がん保…

今度は…

このブログでは、悪性黒色腫(メラノーマ)に罹患し、手術、現在に至るまでを書くことで、同じ病気の方や慈恵医大に入院する方のために役立つことを目的としてきました。この度、新たなガンが見つかりました。 大腸ガンです。45歳になった記念?に受けた大腸…

闘病日記⑦手術前夜

手術は17年12月12日、入院はその前日でした。 検査等で手術の3~5日程度前に入院するものと思っていたのですが、最近は検査を外来診察時に済ませて、入院期間を最短に抑えるという方針のようです。手術は初めてでしたし、悪性黒色腫という性質の悪いガンなの…

闘病日記⑥入院まで

ステージは不明ながら皮膚ガンであること、入院、手術が必要であること、そして確率は不明ながら、数年で死亡する可能性があることを知り、現実を受け止めきれずに慈恵医大を後にしました。職場に戻る途中、妻や両親、妹に連絡をしましたが、私と同様皆突然…

闘病日記⑤(慈恵医大へ)

会社近くの皮膚科での初診から一週間後、紹介状を持参して慈恵医大に行きました。 私の順番が来て、診察室に入ると7~8人の医師がいました。年配の医師(後に主任教授と分かりました)が診て下さり、後で少し下の医師が手術の計画を説明してくれました。 現…

闘病日記④(初診)

妻には予め私の病気の可能性について話しました。あまりに突然のことで半信半疑のようでしたが、「しっかり診てもらってね」とだけ言われました。様々な悪い予想をしたでしょうが、取り乱すこともなく受け止めてくれたのは感謝しています。火曜日の昼休みを…

闘病日記③(娘の指摘)

ある休日の朝、ソファにもたれながらリビングの床に座り、足をまっすぐ投げ出す体勢でタブレットを操作していました。しばらくして、当時2歳半だった娘が起きてきました。 娘は近寄ってきて、私の右足裏を指差して、「パパ、くろ」と言ったのです。 一旦は、…

闘病日記②(身体の異変)

私(くろ)の趣味のひとつにジムでのランニングがあります。仕事等のストレス解消や健康維持を目的に5年以上継続しています。 その日もいつも通り仕事後にジムでランニングをした後、シャワーブースに向かいました。シャワーで汗を流した後、たまには酷使し…

闘病日記①(闘病日記を書くまでの経緯)

突然ですが、少しずつ、私(くろ)の闘病日記を書いていこうと思います。 これまで、慈恵医大に入院される方のために、自分の入院生活体験を基にして、様々な情報提供をして来ました。幸いなことに幾人の方から御礼も頂き、大変嬉しく思いました。 最後の記…

謝礼

入院期間の長短に関わらず、手術、入院をされた方は、医師や看護師の方への謝礼が必要かどうかを悩む方が多いかと思います。 結論から申し上げますと、慈恵医大の場合は、医師、看護師向け共に謝礼は必要ありません。最近は国公立病院を中心に、一切の謝礼を…

看護師(看護補助員)さん

慈恵医大には数多くの看護師さんがいらっしゃいますが、皆さん着ているユニフォームが異なります。 男性3パターン、女性8パターン、看護補助員2パターンあります。 最初はユニフォームの違いで何か役職、役割が異なるかと思ったのですが、特に違いはなく、…