がんとうつを経験した会社員がうつの根絶を目指すブログ

右足裏の皮膚がん(メラノーマ)と反応性うつ病を経験した私が、うつの根絶を目指して綴ります

手術後、退院後の体力回復

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闘病日記を書いていたのですが、時系列で書いていくより、テーマ別の方が読者の方には分かりやすいのでは…と思い、今回は手術後、退院後の体力回復について書きたいと思います。

 

一言で言いますと、本当に徐々にしか回復しません。勿論、手術内容、入院期間、年齢、体力によるのでしょうが、完全に回復するには数ヶ月~年単位必要だと思います。

 

私は右足底のメラノーマ切除手術、植皮術(皮膚移植)と2回手術して、最初の手術からもうすぐ1年経ちますが、まだ完全回復したという自信が得られません。具体的に何が悪いというわけではないのですが、何となく体力が回復しきってない感じがするのです。

 

入院時のように体を動かさないと、人間はその状態に適応します。医師に聞いたところでは1~2日の入院でも体力は落ちるそうです。ご想像の通り、体力の落ちるのは速いのですが、落ちた体力を回復させるのにはかなり時間がかかります。

 

ここで、私は少しでも早く回復させたくて無理に松葉杖で歩き回ったり、色々な運動したりしたのですが、振り返るとあまり効果が無かった気がします。勿論、「ここまで出来るようになった(回復した)」という実感を得られるという精神的なメリットはあるのでしょうが、肉体的にはあまり意味は無かったです。決して焦らず、あるとき、ふと「あ、こういうことも平気になったな」というくらいがちょうどいいのでしょう。

 

メラノーマには受け入れることの大切さを教えられました。とはいえ、仏教の「有無同然」という境地まではまだ遠そうです(笑)

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