がんとうつを経験した会社員がうつの根絶を目指すブログ

右足裏の皮膚がん(メラノーマ)と反応性うつ病を経験した私が、うつの根絶を目指して綴ります

うつはつらいよ

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私が体験したのはいわゆるうつ病です。

明確なストレス要因があり、そのストレスでうつになったので「反応性うつ状態」という診断名でした。

 

うつ病は辛いです。

私のケースでは、頭の中に異物があるような違和感があり、外側からは締め付けられるような感覚。

そして、高熱が出た時のようなだるさで、「とにかくしんどい」のです。

更に、何かをしようという意欲を根こそぎ奪われるので、結果として1日中ベッドに横になってしんどさに耐えることになります。

外出はおろか、ベッドから離れることさえも相当苦労します。

こうした身体的なしんどさに加えて、精神的なしんどさもあります。何も考える余裕が無いのにも拘らず、です。

①仕事が出来ないという罪悪感

②早く治さねばという焦燥感

③そもそも治るのか、仕事に戻れるのかという恐怖、不安感

これら①~③に脳がじりじりと焼かれていくようなしんどさにも、毎分毎秒耐えなくてはなりません。

 

また、上述した身体的、精神的しんどさは、周囲に理解してもらい難いという側面もあります。

熱が出るわけでなく、出血するわけでもない。血液検査の値に異常が出るわけでもありません。

会話の反応スピードが低下したり、目に生気が無くなる他は外見は何も変わらないのです。

なので身近な人でさえ、何がしんどいのかわからない。でも風邪のように数日で回復することもない。

仮病を疑われることもあり、そうなると孤立・孤独感にも耐えなくてはなりません。

周囲に無理解の人がいれば、偏見とも向き合わなくてはなりません。

 

今後の私の体験記で、うつになる人がゼロに、もし現在苦しんでいる人がいれば少しでも楽になれば嬉しいです。

統計は無いでしょうが、うつによる経済損失って大きいと思うんですよね。

私が体験した、皮膚がん(メラノーマ)は予防しようもなかったですが、うつは予防できます。そして治ります。

更に社会的にうつに対する理解が進めばもっと嬉しいです。