オリンピック選手でも
まだ偏見は残っているものの、うつは徐々にタブーではなくなってきたように思います。これは、強靭な肉体とメンタルを持ってると思われているトップアスリートがうつ病に苦しんだことを公表するようになったことが一因としてあると思います。
一例として、数年前にオリンピックで輝かしい成績を残した水泳のフェルプスとソープがうつ病を告白しています。また水泳以外では、サッカーのイニエスタが有名でしょうか。
アスリートのうつ病と聞くと、ケガでキャリアを断たれたとか大きな挫折を想像してしまいますが、どうもそうでは無いようです。常にポジティブな姿勢で、成績を残し続けることを求められるプレッシャーが原因だろうか…とも思いますが、原因は複合的なものでしょうし、本人にしか分からないでしょうから、安易な推測は出来ませんよね。
不謹慎かもしれませんが、スポーツという一分野で頂点を極めた人でもうつに苦しむことがあるという事実は、私を含め、うつ病経験者の自己嫌悪感を和らげてくれたと思います。
私はしっかりと回復し、仕事や家庭でパフォーマンスを発揮することにより、うつに対する偏見を減らしたいです。