周囲の目を気にしてました
仕事、日常生活を問わず、病前では何とかこなしていたことも、うつになると色々と諦めざるを得ないことも出てきます。
しかし、いざ諦めてみると、自分が予想していた程には困らず、周囲もそれ程気にしていないことがわかりました。つまらないことに心を砕いていたのです。
そして、自分は周囲から「すごいね」「きちんとしてるね」と言われることで安心を得ていたこともわかりました。自分の思いを押し殺して、周囲にどう思われるかをコントロールしようとしていたのです。そのスタンスが破綻せずに、ここまで来てしまったのが却ってよくなかったのかもしれません。
「周りからどう思われようが自分は価値があるのだ」とか「誰しもが特別なオンリーワンなのだ」とかいう言葉には表面上は同意していましたが、心では周囲の目を気にしていたのです。根絶したいうつですが、私にとってはつまらないことを気にしている自分に気づかせてくれた契機でもあります。