がんとうつを経験した会社員がうつの根絶を目指すブログ

右足裏の皮膚がん(メラノーマ)と反応性うつ病を経験した私が、うつの根絶を目指して綴ります

残すわけにはいかない

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今週のお題「お弁当」

もう数十年前になりますが、幼稚園生の頃に、お弁当の時間に腹痛になったことがあります。今もはっきりと覚えているのが不思議なのですが、確かグラタンだったので、別にお弁当にあたったわけでは無いです。単なる風邪だったのでしょう。

3分の1も食べてない時に腹痛を起こしたので、本来は弁当を食べる余裕もなかったのですが、私は子供心に「せっかく作ってくれたお弁当を残すわけにはいかない」と思い、苦しい思いをしながら時間をかけて完食したのです。

親に対する感謝の気持ちが強い子供という好意的な捉え方もできますし、具合の悪い時に無理してまで食べるなんて融通の利かない子供と批判的に捉えることもできます。実際、家に帰ったら腹痛にもかかわらず無理して食べたことをたしなめられました(怒られはしなかったです)。

今思えば、こうした融通の利かなさが、うつの原因でもあったのかなぁとも思いました。人の性格というのは幼い頃から発現しているものなのですね(笑)