がんとうつを経験した会社員がうつの根絶を目指すブログ

右足裏の皮膚がん(メラノーマ)と反応性うつ病を経験した私が、うつの根絶を目指して綴ります

アルコールとの付き合い方

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私は、夕食の際にワインやビールを飲むことが多かったのですが、うつになる前に不眠の症状が出た際に、寝つきを良くしようとして2か月間全く飲みませんでした。2か月飲まなかったのはメラノーマで手術、入院した時以来です。不眠を解消したいという思いが強かったのです。他にカフェインを断ったり、メラトニンをドラッグストアで購入して服用したのですが、不眠は改善せず、結局うつを発症してしまいました。

うつになると薬を処方されますが、うつの薬、睡眠導入剤共にアルコールと相性が良くないことがあります。薬、アルコール共に肝臓で処理されるため、薬の効果が不安定になったり、アルコールで酔いやすくなるようです。

私は受診した際に医師に相談したのですが、少量ならOKと言われたので、今は飲みたいときは少し飲むという感じです。最悪期を脱した際に、冷やした白ワインを少し飲んだのですが、暑い気候に柑橘系の香りがとても印象的で、うつの回復を感じることが出来、とても嬉しく思ったのを覚えています。

基本、アルコールは飲まない方が良いのでしょうが、私にとってはうつの回復を知らせてくれる機会でもありました。うつの方はきちんと医師に相談の上、アルコールとの付き合い方を決めて実践してくださいね。

ビールでもいけます

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今週のお題「チョコレート」

チョコレートは、アルコールの中ですとウィスキーと相性が良いと一般的に言われていますが、モノによってはビールとも合います。特にカカオ分の高いもの、ナッツやドライフルーツ入りのものは特に合うように思います。赤ワインでタンニンの効いたものも合いますよね。

今まで未経験の方にはぜひとも試してみてほしいです。私はビールとワインが好きで、定番のつまみも好きですが、チョコレートやそれこそ大福と一緒でもビールやワインを飲める人間です。

試してみてNGだったらごめんなさい。でも、話のネタにはなりますよね(笑)

減薬に挑戦

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うつの回復期に入ると、服用している薬を減らすタイミングがやってきます。私も先回の受診時に医師から減薬を提案されました。

医師から減薬を提案されるということは、回復が順調ということですので喜ばしいことなのですが、一方で怖さも感じます。この回復は薬のお陰で、服用量を減らしたらぶり返しが来るのでは…という怖さです。頭がしめつけられたり、ひどい時は脳を絞られるような感じですので、もう二度と味わいたくないのです。出来ればこのままの服用量で過ごしていきたいという気持ちもありましたが、提案通り減薬に挑戦することにしました。

ぶり返しの怖さを感じつつも、減薬して3日経過しましたが、今のところ目立ったぶり返しの症状はありません。食事、運動、睡眠等自分で出来ることをやりつつ、次回の受診までうつの症状が出ないことを祈るばかりです。

ぶり返しの症状が出るかどうかの予測が出来ないので、「いつかは減薬しなくてはいけないんだし、ぶり返したら、また服用量を戻せばいいんだ」というように開き直りの姿勢で行きたいと思います。

筋トレも良いです

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私はうつの回復を早めるために毎日運動をするようにしています。

毎日1万歩を目安に散歩やランニングをするのですが、数日前からジムのマシンも始めてみました。ジムではトレッドミル(ランニングマシン)しか使わなかったのですが、興味本位でベンチプレスとクランチ(腹筋)をやってみたところ面白くなってしまいました。

筋トレは中高生の時の部活でやったくらいで、以降、大学、社会人とたまにランニングするくらいで、筋トレは全くやっていませんでした。ですので、筋トレに関しては全くの初心者なのですが、効果をすぐに実感できるのが楽しいのです。筋トレをした後は、身体が締まった気がしますし、負荷を上げられると達成感もあります。私は、もともと筋肉があまりない方なので、余計にそう感じるのかもしれませんが、ランニングより短期間で効果を感じられるように思うのです。

何だかうつと一般的な健康法のようですが、健康になってうつの回復も早くなるのなら最高だと思います。負荷や回数を調節できるので老若男女問わずおすすめです。

治すのは自分

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うつに限らないと思いますが、自分自身が主体的に治していくという姿勢が回復を早めるのだと思います。勿論、医者や薬の力を借りるのですが、あくまで「助けてもらうだけ」です。

最悪期はつらさにひたすら耐えるしかないのですが、回復期では、日々の生活ひとつひとつについて、治るためにはどうすべきかを考えて選択、行動する必要があります。基本の食事、運動、睡眠を整え、そのスタイルを継続しつつ、すぐに回復効果が出なくても焦らない…何だかとてもストイックで禅僧のようですね。

とはいえ、回復したら大きな自信につながる気がするんですよね。そして、自分を律する習慣も身につきますし…うつはとてもつらいですが、良い経験に変えたいものです。

焦燥感の先

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うつの治療には、食事、睡眠、運動、薬の服用等を適切にした上で、ほんの少しずつの回復を気長に待ち、焦らないというのが重要です。これは医師からも言われますし、本やネットでも同様の記事を多く見かけます。

確かに焦らないというのは正しいのですが、うつになって焦らない人はいないのではないかと思います。そして、焦らないようにと言われても、自分で気持ちをコントロールするのは大変難しいです。

ですので、個人的には、散歩等で気晴らしをする程度で、焦燥感を無理に止めようとはしなくて良いと思っています。私は、ひたすら焦燥感にじりじりと焼かれながらも、回復と共に「まぁ、焦っても回復が早まるわけじゃないし」と思うようになりました。正しいとは頭で理解しつつも、ある考えを受け入れて実行するまでには、どうしても時間がかかるように思います。

少しずつですが、必ずうつは回復します。そしてうつの経験をプラスに変えていきましょう。

物忘れとプラス思考

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うつになると頭の回転が落ちるせいか、記憶力も落ちます。特に最悪期は、記憶しようという意思さえも奪われるせいか、通院や産業医との電話相談くらいしか予定がないのに日時の記憶があやふやになるので、その場でのメモが必須でした。回復期に入っていくらかマシになりましたが、病前のレベルにはまだ戻っていません。

とはいえ、「まだ病前のレベルには回復できてない」と毎日マイナス評価すると、うつの回復にも良くないでしょうから、出来るようになったことに意識を向けようと毎日心がけてます。

いつかは、負け惜しみではなく心から「うつになって却って良かったかも」と思えるようになるつもりです。

一緒に回復していきましょう。