がんとうつを経験した会社員がうつの根絶を目指すブログ

右足裏の皮膚がん(メラノーマ)と反応性うつ病を経験した私が、うつの根絶を目指して綴ります

ストイックさも必要?

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回復期には、誰しも「調子いいな…もう治ったんじゃない?」と思うタイミングがやってきます。私も最悪期を脱した後、何度も思いました。しかし、少しすると、頭が締め付けられるような感覚の予兆を感じたり、脳に不快感を覚えたりして、「やっぱりまだ治ってないわ…」と思い直します。

更に、実際に回復してくると、過去を振り返って「あぁ、あの時は治ったと思ったかもしれないけど、全然治ってなかったわ」と思うこともあります。

現在私は時短勤務ですが、仕事に集中すると、うつのことを忘れられるのですが、頭が締め付けられるような感覚の予兆を感じることがあります。うつが、「お前はまだ病人なんだ、忘れるなよ」と警告されてるかのように思います。

そもそも、薬を飲んでいる時点で、治ったとは言えないのですが、回復期の調子が良い時には忘れて無理をしがちです。医師や産業医にも、「勤務時間の延長はほんの少しずつ。暇でもっと何かやりたいと感じるくらいの負荷が回復にはちょうどいい」と言われています。

ぶり返しは二度と経験したくないですので、日々ちょうどいい負荷のレベルに悩まされます。うつ最悪期は何もできずひたすらつらいですし、回復期は自分の調子に一喜一憂して気持ちが不安定になりがちです。その上、うつに良いと言われる散歩等の運動をして、食事、睡眠に気を配り、仕事や学業等の負荷もコントロールするとなると、ある種のストイックさが必要な気がします。この生活でストレスを溜めてはいけないので、うまくストレス解消したいところです。うつの再発を防ぐため、ストレスを溜めないように生活をコントロールするとストレスが溜まるって…何か間違ってるような気がしますね(笑)